敷地は所沢市の新興住宅地にあり、旗竿状の私道の端部に位置しているため、 車や人の往来を気にせずに暮らせる環境です。 ここに、クライアントは「日々の暮らしの中でアウトドアを楽しめる家」を望まれました。 敷地にゆとりがあることで、駐車場および切り返しスペースを確保でき、さらに建物の配置を考慮したことで大きなテラスのある中庭が確保できました。そこに、シンボルツリーを配置しハンモックを吊るすスペースや部分的に屋根をかけたことで、半屋外的な豊かな空間が出現し、暮らしに密着したアウトドア生活が営めます。 この空間だけではなく、2階の12帖の広いバルコニーもアウトドアが楽しめる空間です。 近隣の目線を避けるために腰壁を高くし、ご家族全員で人工芝を張り巡らしたことで、自由に遊べる空間として活躍するはずです。
photo by 傍島 利浩