川と寄り添う家
川崎市多摩区の静かな住宅街の中、多摩川につながる小さな川の横に敷地があります。
小川を生活空間に活かす為にリビングを1階に配置し、小川とテラスとリビングを一体として楽しむことができます。そのために、テラスの一部の壁が倒れベンチとしても使用できます。水の流れる音を感じたり、泳ぐ魚を楽しめる子供の遊び場としても活用されるでしょう。
また、敷地は複雑な形状をしています。室内面積を出来るだけ広く確保するために敷地形状に合わせた形をしているため斜めの壁がいくつかあります。斜めの壁と部屋ごとに違う色壁が各部屋ごとに変化を与えて多彩な空間となりました。
家族が集まるリビングは食事や憩う場してだけでなく家族の書斎となるワークスペースやカウンターも設えており、この空間が家族のつながりを深め、テラスを解して自然との繋がりも生み出します。