空気が流れる塔屋のある家
東西に細長い敷地の間口いっぱいに居住ボリュームを設け、1階から塔屋まですべてがつながった連続空間となっています。内部の随所に中庭や収納、ユーティリティを配し、空間をおおらかに分けています。 新鮮な空気を1階の窓から取り込み、階段室を抜けて塔屋を通じて自然に流れていきます。 設備設計者の山田浩幸氏監修のもと、空気の流れと採光に工夫した豊かな住環境の創出を目指しました。 リビングの大きな窓からは桜並木と銀杏並木を臨み、四季の移ろいを感じることが出来ます。 将来の住まい方の変化に応じて建具や壁の追加にも対応可能なフレキシブルな住宅です。
photo by 傍島 利浩