本と暮らす家
共に研究者であるクライアント夫妻の約1万冊におよぶ蔵書を収納するための住宅である。ただ単に書籍を収納するのではなく、日々の生活の中でいつも傍らに大切な本たちが存在する空間。風が通り抜け、陽光と本に包まれる空間は、家族のための豊かな時間をじっくりと醸成してくれるのではないだろうか。
photo by 絹巻 豊