No.158 千葉県市川市H邸
2015.09.03
3つのテラスがあるエアコンのいらない家
敷地は都心より30分、駅より徒歩5分の閑静な住宅街にあります。 この住宅には、用途によって使い分ける3つのテラスがあります。 1階中庭テラスは、雨がふっても濡れない物干し場や庭を楽しむ鑑賞場所となり、 LDKに隣接したテラスは、目隠しルーバーでプライバシーを確保し、家族が憩う場所となります。 そして3つ目のルーフテラスは、西側に抜ける景色を眺めながらくつろぐ大人専用のテラスになります。 こうして出来た3つのテラスは、家族の生活に豊かさを与えるこの家の特徴となりました。 また、「エアコンのいらない家」の著者である設備設計者の山田浩幸氏監修のもと、 体に優しい住環境を目指しました。動力や建物内部の高低差を生かしたて気流を生み出すことで 東西南の周囲を囲われた立地の中でも快適な空間を作り出すことが出来ました。
建設地: | 千葉県市川市 |
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竣工: | 2015年6月竣工 |
建築用途: | 専用住宅 |
構 造: | 地下1階RC造、地上2階木造 |
敷地面積: | 122.70㎡(37.11坪) |
建築面積: | 45.54㎡(13.77坪) |
法定延床面積: | 87.93㎡(26.59坪) |
施工床面積: | 116.23㎡(35.16坪) |
設計監理: | 山下保博+石月亜希子/アトリエ・天工人 |
構造設計: | 本岡淳一+春日井まゆみ/本岡構造設計事務所 |
設備設計: | 山田浩幸+佐藤 智美/Yamada Machinery Office 合同会社 |
施工管理: | 金杉理+金杉久/金正 |
No.155 愛知県丹羽郡S邸
2015.07.06
物見台のある家
親世帯の隣に建てた子世帯の住宅です。母屋との関係や近隣の建物の位置などから1階のプライバシーを守りつつ光と空間の伸びやかさを得るためにメインのリビングには大きなハイサイドライトを設けました。当初からのご希望が趣味の洋服等をかざるアトリエ空間や、展望台、そして枯山水というものがあったので、建築全体を構成するにあたり、四角い箱を積み木のように積み上げて高い展望台をつくり、その下に空中に浮かぶアトリエ空間を設けました。箱と箱の間から光が降り注いできたり通路や階段になっています。母屋の仏壇を預かるという役割もあったため、玄関は母屋に近く設定して和室を設けていますので、和室に面してモダンな枯山水のお庭を作りました。バスルームにもハイサイドライトを設けて光に満ちた居場所になっています。
photo by 松尾勝司 Studio Ba-Tsu
建設地: | 愛知県丹羽郡扶桑町 |
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竣工: | 2015年2月竣工 |
建築用途: | 専用住宅 |
構 造: | 木造2階建て |
敷地面積: | 559.67㎡(169坪) |
建築面積: | 70.66㎡(21坪) |
延床面積: | 113.16㎡(34坪) |
施工床面積: | 132.80㎡(40坪) |
設計監理: | 鵜飼昭年/AUAU建築研究所 |
施工管理: | 波多野智章/波多野工務店 |
No.157 千葉県松戸市T邸
2015.06.05
多世代で暮らすバリアフリーの家
この住宅は都心より30分、駅より徒歩3分の位置にあります。 時代や家族の変化とともにこの家自体も変わることが求められたため、この度建替えを行いました。 この住宅には多世代の家族が住みます。 一日の大半を家で過ごす方が多いため、それぞれの領域を分け、プライベートを確保しつつも 緩やかに繋がるように中庭を介したコの字型の建物形状にしました。 また、この住宅では家族が不便なく暮らせるようにバリアフリーを設計しました。 既存の道路と敷地の高低差を解消するために全体の敷地をあげ、 緩やかな階段とスロープを設けました。 室内はエレーベーターを配置することにより全階へのアクセスも容易になりました。 将来の家族の変化を見据えて、どこでも手摺が取付可能なように下地を設けたり、 手摺を取り外せるように配慮しました。
photo by 傍島 利浩
建設地: | 千葉県松戸市 |
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竣工: | 2015年3月竣工 |
建築用途: | 専用住宅 |
構 造: | RC造地下1階、木造地上2階建て |
敷地面積: | 126.95㎡(38.40坪) |
建築面積: | 63.20㎡(19.11坪) |
延床面積: | 119.40㎡(36.11坪) |
施工床面積: | 160.99㎡(48.70坪) |
設計監理: | 山下保博+石月亜希子/アトリエ・天工人 |
構造監理: | 本岡淳一+春日井まゆみ/本岡構造設計事務所 |
施工管理: | 合田邦雄+合田吉郎/小川共立建設 |