平成21年10月1日より、住宅瑕疵担保履行法がスタートしました。 この法律は、新築住宅を供給する事業者に対して、瑕疵の補修等が確実に行われるよう、保険や供託を義務付けるものです。 平成21年10月1日以降に引き渡される住宅が適用対象です。万が一、事業者が倒産した場合等でも、定額の補修費が保険、または供託金の中から支払われるクライアントのための法律です。 Project1000では、上記に掛かる保険料は各協力施工会社が負担致します。
Project1000へ加盟していただいている協力施工会社は全て住宅性能保証制度が受けられる優良工務店ですので、引渡し後最長10年間の保証がつけられます。 ※但し建物の制約やクライアントの保障料の負担などが発生します。
ひとつひとつの物件ごとに各設計事務所の担当者が週に一度、現場に出向き現場監理を行いますので、施工者の施工現場管理は勿論のこと、現場の監理もきちんと行っています。
不具合部位 |
仕上の種類 |
右記の不具合事象と構造耐力上主要な部分における瑕疵の存在との相関関係(レベルで表記) |
木造住宅 |
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部位 |
内容 |
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床 |
傾斜 |
-- |
右記の不具合事象が発生している場合、構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が低い(以下レベル1と表記) |
3/1000未満の勾配の傾斜 |
-- |
右記の不具合事象が発生している場合、構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が一定程度存する(以下レベル2と表記) |
3/1000以上6/1000未満の勾配の傾斜 | ||
-- |
右記の不具合事象が発生している場合、構造耐力上主要な部分に瑕疵が存する可能性が高い(以下レベル3と表記) |
6/1000以上の勾配の傾斜 | ||
壁及び柱 |
傾斜 |
-- |
レベル1 |
3/1000未満の勾配の傾斜 |
-- |
レベル2 |
3/1000以上6/1000未満の勾配の傾斜 | ||
-- |
レベル3 |
6/1000以上の勾配の傾斜 | ||
床・壁・柱・梁・天井及び屋根(パラペット及び庇の部分を除く) |
ひび割れ |
乾式の仕上材(布その他これに類する材料を除く。以下同じ)による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しないひび割れ |
レベル2 |
複数の仕上材にまたがったひび割れ(レベル3に該当するものを除く) | |||
レベル3 |
①複数の仕上材(直下の部材が乾式のものである場合に限る)にまたがったひび割れ | |||
②仕上材と乾式の下地材又は構造材にまたがったひび割れ | ||||
ひび割れ |
湿式の仕上材による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しないひび割れ | |
レベル2 |
乾式の下地材又は構造材の表面まで貫通したひび割れ(レベル3に該当するものを除く) | |||
レベル3 |
仕上材と乾式の下地材または構造材にまたがったひび割れ | |||
ひび割れ |
構造材による仕上 |
レベル1 |
-- |
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レベル2 |
-- |
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レベル3 |
-- |
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基礎 |
ひび割れ |
乾式の仕上材による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しないひび割れ |
レベル2 |
①複数の仕上材にまたがった幅0.3ミリ以上のひび割れ(レベル3に該当するものを除く) | |||
②仕上材と構造材にまたがった幅0.3ミリ以上0.5ミリ未満のひび割れ(レベル3に該当するものを除く) | ||||
レベル3 |
①複数の仕上材(直下の部材が乾式のものである場合に限る)にまたがったひび割れ | |||
②仕上材と乾式の下地材にまたがったひび割れ | ||||
③仕上材と構造材にまたがった幅0.5ミリ以上のひび割れ | ||||
④さび汁を伴うひび割れ | ||||
湿式の仕上材による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しないひび割れ | ||
レベル2 |
②仕上材と構造材にまたがった幅0.3ミリ以上0.5ミリ未満のひび割れ(レベル3に該当するものを除く) | |||
レベル3 |
①仕上材と乾式の下地材にまたがったひび割れ | |||
②仕上材と構造材にまたがった幅0.5ミリ以上のひび割れ | ||||
③さび汁を伴うひび割れ | ||||
構造材による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しないひび割れ | ||
レベル2 |
幅0.3ミリ以上0.5ミリ未満のひび割れ(レベル3に該当するものを除く) | |||
レベル3 |
①幅0.5ミリ以上のひび割れ | |||
②さび汁を伴うひび割れ | ||||
床・壁・柱・梁・天井及び屋根(パラペット及び庇の部分を除く) |
欠損 |
乾式の仕上材による仕上(布その他これに類する材料を除く) |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しない欠損 |
レベル2 |
複数の仕上材にまたがった欠損(レベル3に該当するものを除く) | |||
レベル3 |
①複数の仕上材(直下の部材が乾式のものである場合に限る)にまたがった欠損 | |||
②仕上材と乾式の下地材又は構造材の間にまたがった欠損 | ||||
湿式の仕上材による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しない欠損 |
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レベル2 |
乾式の下地材又は構造材の表面まで貫通した欠損(レベル3に該当するものを除く) |
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レベル3 |
仕上材と乾式の下地材又は構造材にまたがった欠損 |
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構造材による仕上 |
レベル1 |
-- |
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レベル2 |
-- |
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レベル3 |
-- |
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基礎 |
欠損 |
乾式の仕上材による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しない欠損 |
レベル2 |
①複数の仕上材にまたがった欠損(レベル3に該当するものを除く) | |||
②構造材における深さ5ミリ以上20ミリ未満の欠損(レベル3に該当するものを除く) | ||||
レベル3 |
①複数の仕上材(直下の部材が乾式のものである場合に限る)にまたがった欠損 | |||
②仕上材と乾式の下地材にまたがった欠損 | ||||
③構造材における深さ20ミリ以上の欠損 | ||||
④さび汁を伴う欠損 | ||||
⑤鉄筋が露出する欠損 | ||||
湿式の仕上材による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しない欠損 | ||
レベル2 |
構造材における深さ5ミリ以上20ミリ未満の欠損(レベル3に該当するものを除く) | |||
レベル3 |
①仕上材と乾式の下地材にまたがった欠損 | |||
②構造材における深さ20ミリ以上の欠損 | ||||
③さび汁を伴う欠損 | ||||
④鉄筋が露出する欠損 | ||||
構造材による仕上 |
レベル1 |
レベル2及びレベル3に該当しない欠損 | ||
レベル2 |
深さ5ミリ以上20ミリ未満の欠損(レベル3に該当するものを除く) | |||
レベル3 |
①深さ20ミリ以上の欠損 | |||
②さび汁を伴う欠損 | ||||
③鉄筋が露出する欠損 | ||||
床・壁・柱・梁・天井及び屋根(パラペット及び庇の部分を除く) |
破断その他これに類する材料による仕上 |
布その他これに類する材料による仕上 |
レベル1 |
レベル3に該当しない破断又は変形 |
レベル2 |
-- |
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レベル3 |
①乾式の下地材又は構造材のひび割れと連続した破断または変形 | |||
②乾式の下地材又は構造材の欠損と連続した破断または変形 |
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保証対象部分 |
保証年間 |
短期保証基準 |
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土工事 |
盛土、埋戻し及び整地を行った部分 |
2年 |
盛土、埋戻し及び整地を行った部分は、沈下、陥没、隆起敷地の排水不良等の事象が生じ、使用上の不都合をきたしてはならない。尚、これらの部分に多少の沈下等が生じるのは避けられず、住宅の品質又は性能を損なうものではありません。 |
コンクリート工事 |
アプローチ、ポーチ、玄関土間、犬走り、テラス等、主要構造部以外のコンクリート部分 |
2年 |
アプローチ、ポーチ、玄関土間、犬走り、テラス等のコンクリート部分は、著しい沈下、ひび割れ、不陸、隆起、主要構造部とのはだわかれ等の事象が生じてはならない。尚、盛土、埋戻し部分のアプローチ、ポーチ、玄関土間、犬走り、テラス等に多少の沈下等が生じるのは避けられず、住宅の品質又は性能を損なうものではありません。 |
木工事 |
床、壁、天井、屋根、階段等の木造部分 |
2年 |
木造部分は木材の変形、変質により著しいそり、隙間、割れ、きしみ等の事象が生じてはならない。なお、木材は年月の経過により収縮するものであり、羽目板、縁甲板、巾木等に多少のすきまができるのはやむをえないことであり、住宅の品質又は性能を損なうものではありません。 |
ボード、表装工事 |
床、壁、天井等のボード、表装工事による部分 |
2年 |
ボード、表装工事部分は、仕上材の剥離、変形、変質又は著しい浮き、すき、しみ等の事象が生じ、その機能及び美観を損なってはならない。 |
建具、硝子工事 |
外部及び内部建具 |
2年 |
建具又は建具枠は、変形、腐食等の事象が生じ、開閉不良、がたつき等による機能低下をきたしてはならない。外部建具は、建具から雨水が流入してはならない。 |
左官、タイル工事 |
壁、床、天井等の左官工事部分 |
2年 |
モルタル、プラスター、しっくい等の仕上げ部分及びタイル仕上げの目地部分は剥離、変退色、著しいひび割れ等の事象が生じ、その機能及び美観を損なってはならない。尚、これらの部分に軽微なひび割れが生じるのは通常避けられず、住宅の品質又は性能を損なうものではありません。 |
組積工事 |
コンクリートブロック、れんが等の組積による内、外壁 |
2年 |
組積工事の目地部分は、亀裂、破損、仕上材の剥離等の事象が生じ、その機能及び美観を損なってはならない。なお、これらの部分に軽微なひび割れ、組積表面の軽微な段差、凹凸は通常生ずるものであり、住宅の品質または性能を損なうものではありません。 |
塗装工事 |
塗装仕上面(工場塗装を含む) |
1年6ヶ月 |
塗装仕上面は、白樺、はがれ、亀裂等の事象が生じ、耐久性及び美観をそこなってはならない。 |
屋根工事 |
屋根仕上部分 |
2年 |
屋根ふき材は、著しいずれ、浮き、変形、腐食、破損等の事象が生じ、その機能及び美観を損なってはならない。 |
防水工事 |
浴室等の水廻り部分及び外壁開口部取付等のシーリング部分 |
2年 |
浴室等の水廻り部分は、タイル目地の劣化、防水層の破断、水廻り部分と一般部分の接合部の防水不良等により、通常の使用状態で水漏れが生じてはならない。外壁開口部取付シーリング等の部分は、シーリング材の施工不良による劣化等により、雨水がこれらの部分から浸入してはならない。 |
断熱・防露工事 |
壁、床、天井裏等の断熱、防露工事を行った部分 |
2年 |
壁面、押入れ、床下等は、水蒸気の発生しない暖房機器の通常の使用により、結露水のしたたり、結露による壁の発生等の事象が生じてはならない。 |
防虫処理工事 |
軸組、壁等の防虫処理を行った部分 |
2年 |
軸組、壁等の防虫処理を行った部分は、シロアリ、ヒラタキクイムシ等の食害により、損傷等が生じてはならない。なお、これらの食害を完全に防止することは困難です。 |
錺金物工事 |
とい |
2年 |
といは、脱落、破損、垂れ下がり、著しい腐食等の事象が生じ、その機能を損なってはならない。 |
水切、雨押えの金属板 |
2年 |
水切り、雨押さえの金属板は継手のはがれ、浮き、著しい腐食等の事象が生じ、下地材への雨水の浸入防止機能を損なってはならない。 | |
電気工事 |
配管、配線 |
2年 |
配管、配線は、接続・支持不良、腐食、破損等が生じてはならない。 |
コンセント、スイッチ |
1年 |
コンセント、スイッチは、取付不調、作動不良等が生じてはならない。 | |
給水・給湯・温水暖房工事 |
配管 |
2年 |
配管は、接続・支持不良、電食、腐食、折損等の事象が生じてはならない。配管は、結露により他の部材を著しく劣化させてはならない。 |
蛇口、水栓、トラップ |
1年 |
蛇口、水栓、トラップは、取付不調、作動不良等が生じてはなrない。 | |
厨房・衛生器具 |
1年 |
厨房・衛生器具は、取付不調、水漏れ、排水不良、破損、作動不良等が生じてはならない。 | |
排水工事 |
配管 |
2年 |
配管は、勾配、接続、固定不良等による排水不良又は地盤沈下により、折損、漏水の事象が生じてはならない。配管は、結露により他の部材を著しく劣化させてはならない。 |
汚水処理工事 |
汚水処理槽 |
2年 |
汚水処理槽は、槽のひび割れ、腐食による漏水又は不同沈下により機能不全の事象が生じてはならない。 |
ガス工事 |
配管 |
2年 |
配管は、接続・支持不良、腐食破損等が生じてはならない。 |
ガス栓 |
1年 |
ガス栓は、取付不調、破損、作動不良等が生じてはならない。 | |
雑工事 |
小屋裏、軒裏及び床下の換気口 |
2年 |
換気口は、脱落、つまり、著しい腐食等の事象が生じ、雨、雪、鳥、ねずみ等の侵入及び換気性能の低下をきたしてはならない。 |
めがね石 |
2年 |
めがね石は、脱落、絶縁不良等が生じてはならない。 |
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